アスリートのパフォーマンスをより向上したい。『科学的トレーニング』を実施してみたい。乳酸測定をトレーニングに活用したい。一歩進んだ『科学的トレーニング』のために、トレーナーやアスリートの明日からのトレーニングに役立つ情報を発信します。
ブログ

パフォーマンス

βアラニンの効果~球技スポーツの持久力向上

『βアラニン』 これはまだ日本では聞き慣れないサプリメントかもしれません。 欧米では20年ほど前から広まり始めましたが、日本のサプリメントメーカーにおいてはここ数年売り出され始めたサプリメントです。 人間が筋肉を使って強 …

腱スティフネスは低いほうが良い?高いほうが良い?

以前の記事の中で、ROMを構成する要因として筋腱スティフネスが挙げられることを紹介しました。 筋腱スティフネスとは、力を加えて筋腱が伸長したときの力の変化に対する筋長や関節角度の変化率、言い換えると筋の伸びづらさの指標に …

水分の重要性をきちんと選手に説明できますか?

昔は、運動中に水を飲まない指導がされていた時代があるそうですが、最近ではそのような指導をされるチームは少ないですよね。 「しっかりと水分補給をしておきなさい!」 というセリフも、コーチ・トレーナーからよく聞かれます。 水 …

上り坂、下り坂の活かし方

山間部での合宿など、坂道が多くある場所だとついつい走りたくなってしまいますよね。 専門的なスプリンターであったり走りのピッチやストライドの改善のために坂道のトレーニングを導入する場合は、通常の走りとかけ離れ過ぎないように …

スマホはNG~ぐっすり眠るためにもメラトニンを出そう

『効果的な身体のリカバリー方法は?』 この質問に対してまず出てくるのは 食事 睡眠 の2つですよね。 他の細かなリカバリー手法は枝葉に過ぎず、この2つをしっかりと出来ていないと良いコンディションでスポ―ツは出来ません。 …

速筋線維を減らさないウエイトトレーニング

前回の記事では、筋力を向上させるメカニズムとして 筋断面積の増加 神経の機能の向上 筋線維組成の最適化  以上3点を挙げました。 今回は、様々な競技特性から、どのような筋力向上の方法がそれぞれに、適しているのかについて触 …

筋力向上のメカニズム

F=m×aF・・・力m・・・質量a・・・加速度 これは物理学の基本的な式で、これを変換すると a=F/m になります。 ジャンプや切り返しなど、スポーツで求められる動きでは、地面に力を加えてその地面反力で自分の身体を加速 …

前額面上の動作の重要性

前回の記事では、側方へのサイドステップ動作においては、股関節外転のトルクよりも股関節をはじめとした下肢三関節の伸展トルクが重要だということを示唆する研究を紹介しました。 今回はそれとは対照的に、前額面上の動作とそれをコン …

横方向の動作は股関節外転の出力よりも股関節伸展の出力が重要?

基本的なウエイトトレーニング、バックスクワットやデッドリフトは、主に矢状面上での動きがメインになってきますよね。 一方で、カッティングやターン動作などでは、切り返しの局面では前額面の動きが大きくなります。 そのため、選手 …

寝る子は育つ?身体を作りたければまず睡眠を!

睡眠は健康にも大変重要なことで、昔から 『寝る子は育つ』 と、よく言われていますが、本当にこの重要性を理解している選手は少ないのではないでしょうか。 学生アスリートはもちろん、成人でスポーツをしている人にとっても同様に重 …

1 2 3 »
PAGETOP
PAGE TOP